水道料金の支払いはクレジットカードと口座振替どっちがお得？メリット・デメリットを徹底解説

水道料金とポイント還元率

支払い額	還元率0.5%	還元率1%	還元率1.5%	口座割引 （※東京都の場合）
3,000円	15円	30円	45円	50円
4,000円	20円	40円	60円	50円
5,000円	25円	50円	75円	50円
6,000円	30円	60円	90円	50円
7,000円	35円	70円	105円	50円
8,000円	40円	80円	120円	50円
9,000円	45円	90円	135円	50円
10,000円	50円	100円	150円	50円
11,000円	55円	110円	165円	50円
12,000円	60円	120円	180円	50円

表のように東京都の口座割引と比較した場合、このような結果になります。

なお、水道料金の支払いを口座振替にすると割引が受けられる主要市町村を下の表にまとめました。

もしお住まいのエリアを管轄する水道局で割引が受けられる場合は口座振替での支払いを検討しても良いでしょう。

口座振替の割引がある場合は、その割引額と、クレジットカードのポイント加算による還元額とどちらの金額大きいかを比べて、お得な支払い方法を選ぶと良いでしょう。

クレジットカードでその他の公共料金や固定費等の支払いをまとめている場合は、還元されるポイントが多くなります。

その場合は、水道料金もまとめてクレジットカードで支払う方がお得になる場合が多いです。

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クレジットカードで水道料金を支払うメリット

クレジットカードで水道料金を支払うメリットは4点あります。

• 払い忘れが無い
• 水道局のウェブサイトから申し込みが出来る
• ポイントが貯まる
• 家計の管理がしやすくなる

①払い忘れが無い

クレジットカードの場合、毎回決まった日に水道料金が引き落としになるため、払い忘れることがありません。

納入通知書を使ってコンビニエンスストアやスマートフォン決済で支払する場合、支払期限が設定されているため、常に期限を気にしなければいけませんが、クレジットカードの場合はその心配が要りません。

②水道局のウェブサイトから申し込みが出来る

クレジットカードで支払う場合、水道局のウェブサイト（またはカード会社のサイト）からオンラインでカード番号等を入力して申し込むことができる場合が多いです。

銀行振込の場合、銀行の窓口へ申込書を提出しに行ったり、水道局へ申込書を郵送する必要がある一方、クレジットカードなら、大抵は窓口へ出向いての申し込みが不要です。

③ポイントが貯まる

クレジットカードの利用金額にあわせてポイント還元がある場合、水道料金の支払でポイントが貯まります。

ほんの数パーセントの還元率でも、長く使う水道の料金の支払であれば、塵も積もれば山となるというように、長い目で見ると結構お得になることもあります。

公共料金の支払でもポイントが還元されるクレジットカードをお使いであれば、水道料金もクレジットカードで支払うことを検討してみましょう。

仮に水道料金を5,000円支払った場合、主要クレジットカード会社でいくら分還元されるのかをまとめました。

④家計の管理がしやすくなる

クレジットカードの利用明細をスマートフォンアプリ等で見ることができる場合、水道料金の支払いがしっかりと記録されます。

そのため、水道料金もクレジットカード払いにすることで、利用明細を家計簿代わりに使うことができるという利点があります。

電気代や家賃など他の公共料金の支払いもまとめてクレジットカードで行っているという場合であれば、他の公共料金等の固定費と一緒に水道もクレジット払いにすることで、結果的に家計の管理が楽になります。

クレジットカードで水道料金を支払うデメリット

メリットと一緒に、デメリットも紹介します。デメリットは主に下の4点です。

• クレジットカードがないと支払えない
• 正式な領収書が発行されない
• 割引制度が無い
• カードの更新で番号が変更になった場合は登録し直すのが面倒

①クレジットカードが手元にないと支払えない

当たり前ですが、そもそも自分のクレジットカードを手元に持っていない場合はクレジットカード決済を利用できません。

プリペイド型のクレジットカードや、デビットカード等は水道料金の支払いには使えないことが多いです。

クレジットカードを持つには収入等の審査が必要です。水道の利用開始時点でクレジットカードを持っていない人は、すぐに水道料金の支払をクレジットカードに設定するというのはなかなか難しいでしょう。

色々とメリットもあるクレジットカードですが、もしクレジットカードをお持ちでない場合は他の支払方法を選択しましょう。

②正式な領収書が発行されない

クレジットカードで水道料金を支払う場合、正式な領収書が貰えないことがほとんどです。

納入通知書をコンビニや金融機関等に持ち込んで支払う場合は、納入通知書（請求書）に支払済のハンコを押してもらえるパターンが多く、それを書面での支払証明とすることが可能です。

しかし、クレジットカード払いの場合、支払いを確認できるのはカード会社が発行する利用明細のみです。

必要になった際には水道局に領収書を請求することも可能ですが、水道料金の支払いの記録を書面で保管しておきたいという人には、クレジットカード払いはあまりおすすめできません。

③割引制度が無い

市町村によっては、水道料金の支払を口座振替に設定することで、毎回数十円程度の割引をしてくれることがあります。

クレジットカードのポイント還元もありますが、口座振替の割引額よりもクレジットカードで支払う際のポイント還元が小さい場合は損になってしまいます。

例えば東京都水道局の場合、支払方法を口座振替に設定すると1回の引き落としにつき税抜50円割引になる制度があります。

少しでもお得に使いたいという方は、事前にお住まいの管轄の水道局で割引があるかどうかを確認してからお得になる方の支払い方法を選ぶと良いでしょう。

④カードの更新で番号が変更になった場合は登録し直すのが面倒

銀行口座の番号はよっぽどのことが無い限り変わりませんが、クレジットカードには定期的にカードの更新があります。更新によってカード番号が変更になった場合、水道局にその都度申し出る必要があります。

数年に一度とは言え、面倒だと思う場合は別の支払い方法を選んだ方が安心です。

ただ、カード会社によっては自動で登録番号の変更を行う場合もあります。カード番号が変更になった際の手続き方法を、あらかじめ水道局に確認しておくと良いでしょう。

水道料金をクレジットカード払いに設定すると登録情報の変更手続きが面倒？

水道料金の支払いをクレジットカードに設定すると、引っ越しの度に手続きが面倒じゃないか気にする方も多いのではないでしょうか？

市町村によりますが、同じ水道局の管轄エリア内で引っ越す場合は、水道局に引っ越しの届け出をするだけで、支払方法や登録情報の変更は不要な場合があります。

その一方で、カードの名義人が変わったり、カードの番号が変更になった場合はすぐに届け出が必要です。

例えば、東京都水道局の場合、旧居で水道料金の支払いに使っていたクレジットカードの情報を転居後も引き継ぐことができます。ただし、東京都水道局の管轄エリア内での引っ越しに限ります。

　23区内及び多摩地区26市町での転居の場合、引っ越し後も転居前にご登録いただいたクレジットカードを引き続きご利用いただけます。使用開始のお届けの際、転居前のお客様番号とともにお申し出ください。
引用：東京都水道局公式サイト

登録情報の変更が必要なケースは下の3つです。

• クレジットカードの番号が変わった
• クレジットカードの名義人が変わった
• 引っ越しによる転居（※同エリア内の転居では不要な場合もあります。お近くの水道局に確認しましょう。）

まとめ：水道料金をクレジットカードで払うのがおすすめな人

水道料金をクレジットカードで払うのがおすすめな人は、下の3つに当てはまる人です。

• 公共料金の払い忘れを心配したくない
• ポイント還元率が高いクレジットカードを使っている
• アプリで明細・支払額を確認できるクレジットカードを使っている

近頃、多くのクレジットカード会社では支払いでポイントが還元されます。ただ、お住まいの水道局で口座振替割引を実施している場合は、口座振替の割引額とクレジットカード決済によるポイント還元率とどちらがお得がをあらかじめ確認しておくと良いでしょう。

よくある質問：水道料金のクレジットカード払い

最後に、水道料金のクレジットカード払いについてよくある質問をまとめています。